遅くなりましたが「図書館で借りるのではなく、手元にあると便利な文献」民事訴訟関係、参ります。
まずはその1です。
【民事訴訟関係編 目次】

【民事裁判マニュアル本】
24. 圓道至剛『若手弁護士のための民事裁判実務の留意点』、同『企業法務のための民事訴訟の実務解説』
25.裁判所職員総合研修所『民事実務講義案』I,II,III
26. 京野哲也『クロスリファレンス民事実務講義』
27. 田路至弘『法務担当者のための民事訴訟対応マニュアル』
(その1・ココマデ)

【民事訴訟法】
28. 『コンメンタール民事訴訟法』各巻
29.最高裁判所事務総局民事局監修『条解民事訴訟規則』同『増補版』
30. 山本和彦ほか『文書提出命令の理論と実務』

【事実認定、証拠法】
31. 門口正人『民事証拠法体系』第1巻~5巻
32. 加藤新太郎『民事事実認定と立証活動』I、II巻
33. 法曹會『民事訴訟における事実認定』シリーズ
34. 田尾桃二・加藤新太郎『民事事実認定』
35. 『書記官事務を中心とした和解条項に関する実証的研究』

24.圓道至剛『若手弁護士のための民事裁判実務の留意点』、同『企業法務のための民事訴訟の実務解説』


企業法務のための 民事訴訟の実務解説 (BUSINESS LAW JOURNAL BOOKS)
圓道 至剛
レクシスネクシス・ジャパン
2016-10-13

企業法務のための民事訴訟の実務解説
圓道 至剛
第一法規株式会社
2018-02-15





まずは圓道先生のこれらの本から。私は最初の一冊目で勉強したのですが、『企業法務のための・・・』は『若手弁護士のための・・・』の実質的な改訂本になっている気がしますので、今から購入される方は新しいものだけ購入されれば良いような気はします。(この記事書いていて気づいたのですが、第一法規から『企業法務のための・・・』が2018年に出ていたのですね。)
(一冊目に紹介させていただいたとおり)本当に便利で、修習生時代すごく読み込みましたし、実務に出ても何度も参照しています。訴訟やられるなら手元に置いておいた方が良いです!
なお、私は個人的には一冊目が好きです(適度な薄さがあるので)。


25.裁判所職員総合研修所『民事実務講義案』I,II,III









いわゆる「書記官本」と呼ばれている(私はそう呼んでいる)本で、訴訟をやっていて細かいところでどうなっているんだろう?と思ったときに開くと、かなりヒントや答えが見つかる感じがします。(例えば電話弁準で原本確認はどうするのか?とか)
あと、書記官の手元に置いてある本のはずで、従って、証拠法や記録、付随的申立て関係など、書記官の役割が大きい分野において、書記官と同じ目線で議論するために使っています(電話口で「民事実務講義案の・・・」などと言って同じページを見ながら議論できると話が早いです)。
ここに書いてあれば基本的に実務における答えだ、ということで、こういう権威ある文献は持っておくと便利です。



26.京野哲也『クロスリファレンス民事実務講義』
27田路至弘『法務担当者のための民事訴訟対応マニュアル』









修習生のとき、これらも、有名な本ですよ、として紹介されました。クロスリファレンスは訴訟にとどまらない、弁護士としての一般的なスキルが紹介されています(もちろん訴訟も)。著者(京野先生)のTwitterも参考になります。京野先生といえば、最近出版された『民事反対尋問のスキル いつ,何を,どう聞くか?』もいい本です。
田路先生の『法務担当者のための~』は、圓道先生の著書とコンセプトとしては類似のものです(こちらの初版の方が出版は早い)。私は主として圓道先生の著書をメインにしていますが、好みかなと。

その2に続きます。